クレンジング 使い方

クレンジングの正しい使い方

1日中お肌に塗っていたメイクをキレイに落とすには、適切なクレンジングを使って、正しいやり方で行う事が大切です。
クレンジングは毎日するものですから、間違った方法でやっていればお肌はどんどんダメージを蓄積していってしまいます。

 

クレンジング方法

 

クレンジングの正しい使い方を知って、美肌を保ちたいものです。
こちらではメイク落としの種類別で正しいクレンジング方法注意点、やり方のワンポイントアドバイスなどをご紹介していきます。

 

クレンジングオイルの使い方

を落とすには油(オイル)!ということで油分を多く含んでいるメイクを落とすには最適なのがオイルタイプのクレンジング。

 

クレンジング方法

 

しっかりメイクとなじませて、すすぎも充分行うのがポイントです。
手のひらが冷たい場合は少し温めてから始めます。
濡れた手OKのメイク落としでも、なるべく手や顔の水分は拭き取っておいた方がベターです。
クレンジングオイルを適量取り伸ばします。

 

Tゾーン → Uゾーン → 小鼻・目の際

 

の順で指の腹を使ってらせんを描くように伸ばしていきます。
小鼻や目の際は、力の入りすぎない薬指1本で行う方法がおすすめ。
汚れが落ちにくい部分なのでていねいにクレンジングをなじませましょう。
充分オイルとメイクをなじませたら、いきなり流さずに少量のぬるま湯で必ず乳化を行いましょう。
クレンジングの乳化について詳しくはこちらを参照してください。
しっかり乳化できたら、ぬるま湯ですすぎます。

 

クレンジングジェルの使い方

ジェルタイプは気持ちよい使い心地とメイク落ちで人気を集めていますね。
こちらもオイルクレンジングと同様に、しっかりなじませてよくすすぐのがポイントです。

 

クレンジング方法

 

適量を手にとり、顔の中央から外側に向かって指の腹を使い伸ばしていきます。
ジェルが少ないと、摩擦によってお肌への負担がかかるので、クレンジング剤に記載の使い方か、それより少し多めに使うのがおすすめの方法です。
テクスチャが硬めのジェルは、小鼻や目の際など細かい部分までなじみにくいので、薬指の指先で優しくしっかりなじませましょう。
顔全体にしっかり伸ばしメイクとなじませたらぬるま湯ですすぎます。

 

クレンジングクリームの使い方

クリームクレンジングの適量は、クリームを顔全体にのばしてみて指がスムーズにすべるくらいの量です。

 

クレンジング方法

 

少ないとのびが悪く、指の摩擦が加わりすぎて、肌に負担がかかりますので多めに使いましょう。
指先にとったクリームを、両手の中指と薬指で広げます。
内側から外側に向かって、らせんを描くように優しくクレンジングを顔全体に伸ばしていきます。
おでこや顎、小鼻など、あぶらっぽくなりがちな部分は、汚れがとりにくいのでていねいになじませましょう。
その後、やさしくクレンジングをティッシュでふきとるか、ぬるま湯で丁寧に洗い流します。
ティッシュペーパーでふきとる方法の場合は、ティッシュで顔を優しく押さえながら拭き取るようにして、くれぐれも強く擦るやり方は避けましょう。

 

水クレンジングの使い方

楽チンでメイクが落ちやすいのが魅力の水クレンジングは、マツエクにも使えるということで人気を集めています。

 

クレンジング方法

 

1回の使用量は500円玉大が目安です。
コットンにたっぷりめに、裏側まで濡れている感触がわかるくらいの量を使いましょう。
まずは顔全体に、緩い力でコットンを滑らせておきます。
その後、落ちにくいアイメイクから落とします。
ギュウギュウ擦る使い方ではなく、まぶたの上にコットンをフィットさせて2〜3秒押さえましょう。
その後そっと撫でるとスッとメイクが落ちます。
コットンを裏返して、きれいな面で顔全体を押さえながら拭う感じでメイクを落としていきます。
仕上げに新しいコットンに、最初の半量ぐらいのクレンジングを使い、全体に優しく拭き取ります。
このやり方だと商品に記載の使用量より多めになると思いますが、量をケチってしまうと肌への摩擦、メイクの落とし残し、両方のダメージがあります。
水クレンジングの場合は多めに使うことをおすすめしています。

 

クレンジングバームの使い方

顔や手が乾いた状態で、手のひらに適量をのせて片方の指で軽く押してなじませます。
クレンジング方法

 

クレンジングバームが少し柔らかくなったら顔全体になじませます。
顔全体に広げ、大きく下から上へ内側から外側へとらせんを描くように1分ぐらいなじませます。
力の入れすぎや長時間のマッサージは肌に負担をかけ、皺やくすみの原因になるので注意しましょう。
小鼻や目元・口元などは薬指の腹を使って、細かくていねいになじませるのがお肌に優しい使い方です。
汚れが浮き上がってきたらぬるま湯で20〜30回程度ていねいに洗い流します。
最初白く濁っていたお湯が透明になったら、きれいにクレンジングがすすげている合図です。
マッサージクリームとして使う場合は、メイクを落とした後、手が乾いた状態でやさしく指の腹を使ってマッサージするようにします。

 

シートタイプの使い方

シートにあらかじめローションクレンジングが含まれているタイプ。

 

クレンジング方法

 

携帯に便利で手軽にメイクが落とせるのがメリットですが、商品によっては刺激の強い界面活性剤を使っているものもあるので、お肌に優しいクレンジング方法とはいえません。
商品選び使い方に注意が必要です。
シート1枚を、4つ折り程度の使いやすい大きさに折ります。
まずは顔全体に、緩い力でクレンジングシートを滑らせておきます。
その後、落ちにくいアイメイクから落とします。
ギュウギュウ擦るのではなく、まぶたの上にシートをフィットさせて2〜3秒そっと押さえます。
小鼻などの細かい部分は、指先にシートを巻きつけ、ていねいにふきとります。
シートを裏返して顔全体を拭き取ります。
肌に負担をかけない方法として、クレンジング後にコットンか手のひらで化粧水を多めにパッティング、その後ティッシュで顔を押さえてはがすようにすると、シートクレンジングに含まれていた洗浄成分を、ある程度落とすことが出来るのでおすすめです。

 

ホットクレンジングの使い方

乾いた手に500円玉大を取り、手のひらで柔らかくします。
少量だと肌への負担が大きくなるので多めに使いましょう
温感を得るためには必ず乾いた手でクレンジングします。

 

クレンジング使い方

 

くるくると優しくマッサージしながらメイクとなじませます。
ホットマッサージによって毛穴のリフレッシュとリラックス効果も得られます。
少量のぬるま湯で、全体が白くなるまでマッサージし、その後十分に洗い流します。
洗い流す前にしっかりと「乳化」させることがきれいに洗い流すポイントです。
ホットクレンジングの温感効果をより感じたい場合は入浴時の使用がおすすめです。

 

肌に優しいクレンジングの方法あれこれ

 

なじませる順番

まずは落ちにくいアイメイクから。
ポイントメイクリムーバを使う場合は予めコットンで落としておいてから、クレンジングは

Tゾーン → Uゾーン → 小鼻・目の際

の順でなじませましょう。
皮脂や油分の多いTゾーンから始めるのがきれいに落とせるやり方です。

 

蒸しタオルで温めてから

時間に余裕があるときだけでも、クレンジングの前に蒸しタオルを使うのは毛穴ケアに良い方法です。
蒸しタオルは電子レンジで簡単にできますヨ♪

 

クレンジング使い方

 

水に濡らしたタオルを軽く絞り、ロールケーキのように丸めジップロックに入れます。
500Wの電子レンジで1分程度加熱します。
(*レンジによって違いますので微調整しながら適した時間を見つけてください)
袋から取り出し、顔に乗せて1分間程度放置します。
毛穴が開くとともに顔の血流が良くなり、メイクが落ちやすくなります

 

メイクの濃さでクレンジングを使い分け

私は絶対にオイルクレンジング!などと決めきってしまうのは賢い方法ではないかもしれません。

 

  • しっかりメイクの時はオイル
  • ナチュラルメイクの時はクリームクレンジング
  • 旅行の時だけシートタイプ
  • 週末はホットクレンジングでホームエステ

 

とメイクの濃さやクレンジングにかけられる時間によって、使い方を分けるのもスキンケアに最適な方法です。

 

こんなクレンジングのやり方はNG

 

シャワーで流す

顔の皮膚はとっても薄くデリケート。
一番外側の角質層は厚さ0.02mm(サランラップと同じ)しかありません。
シャワーの水圧は、乾燥やたるみの原因になるので避けましょう。

 

クレンジング使い方

 

手のひらでぬるま湯をすくってクレンジングをすすぐのがお肌に優しいやり方です。

 

熱いお湯ですすぐ

お湯は体温よりも少し低めで使うのが理想的なやり方です。
熱すぎるお湯は乾燥しやすく、肌へのダメージにもなります。

 

量をケチる

クレンジングの量は商品指定の適量、またはそれよりたっぷりめに使いましょう。
量をケチってしまうと肌への過度な摩擦やメイクの落とし残し、様々なリスクがあります

 

開封後はお早めに…

開封したクレンジング料は徐々に劣化、変質していきます。
特に防腐剤を極力添加していない無添加のクレンジングは劣化も早めです。
長期間に渡って使わないようにしましょう。


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