ポイントメイクのクレンジングは面倒?でも汚れが残るとトラブルの元に!
目元をぱっちりすると顔全体が華やかになりますね。
毎朝アイメイクに一番時間をかけたり、リップの色を組み合わせてオリジナルにするなど、ポイントメイクに力を入れる女性は多いですよね。
朝に時間をかけた分、夜は簡単に済ませたいですが、力を入れたポイントメイクを落とすためには、リムーバーを使うなどしてクレンジングもそれなりの手間と時間がかかります。
ポイントメイクを肌に残さないためにはきちんと落とすことが大切ですが、落としすぎも肌への負担になります。
今回は、
ポイントメイクのクレンジング方法についてご紹介します。
ポイントメイクとは
顔全体にするベースメイクに対して、ポイントメイクは目元や口元など、部分ごとに装うメイクです。
日焼け止めや化粧下地の後にファンデーションをつけるまでがベースメイクです。
仕上げにパウダーをつける場合はこちらもベースメイクになります。
その上にチークやハイライトを入れることは、カラーで装う部分なのでポイントメイクになります。
そしてお馴染みのポイントメイクといえば、目元のアイライン、マスカラ、アイシャドーがそうですね。
中でも多くの女性が力を入れるポイントメイクは、アイメイクとリップではないでしょうか?
特にアイメイクはアイシャドウからまつ毛エクステまで、本格的なメイクをしている女性も多くなりましたね。
ポイントメイクはカラーを重ねて仕上げることが多いため、肌への負担は大きくなります。
また数色重ねても肌なじみをよくするために、ポイントメイクのアイテムは油分を多く配合している化粧品がほとんどです。
過剰な油分は肌への刺激になる場合があるので、敏感肌の方や肌に合わないコスメを使い続けると、目元の皮膚の炎症などのトラブルの原因になります。
アイメイクもリップも特に皮膚の薄い部分につけるものです。
毎朝力を入れて伸ばしたり、一日数回付け直したりと、顔の他の部分に比べて触れる回数も多くなります。
ポイントメイクに力を入れれば入れるほど、目元と唇の負担は増えることになるのです。
ポイントメイクのクレンジング
ポイントメイクを毎日するということは、たくさんの油分を肌に塗り重ねることと同じなので、一日過ごした後にはそのポイントメイクをしっかりきれいに落とさなくてはいけません。
きれいに落とすことで眠っている間の肌の負担をなくし、肌が休憩を取ることができるのです。
眠っている間は肌のターンオーバーも進みますから、素肌がきれいであればお肌の生まれ変わりが進みますね。
特に色残りしやすいポイントメイクであるアイメイクとリップのクレンジングについて、詳しく見ていきましょう。
1・アイメイク
カラーを多く重ねるアイメイクは、力を入れるほど油分も多くなり落としにくくなります。
しかし目の周りの皮膚は顔の中でもとても薄いので、毎日のクレンジングでもかなりの負担です。
デリケートな目元に少しでも刺激を減らすためには、優しく落とすことが鉄則になります。
クレンジング料を選ぶときには、ポイントメイク専用のリムーバーがおすすめです。
数色重ねたアイメイクを素早く落とす洗浄力のあるポイントメイクリムーバーなら、ごしごしこすらなくてもきれいにメイクを落とすことができます。
まずコットンなどにクレンジングやリムーバーをしみこませたら、まぶたの上全体にのせ肌に軽く押し当てます。
5〜10秒ほどでクレンジングがメイクとなじみ、油分を浮かしますので、ゆっくりと上から下へなでおろします。
コットンをなでおろすときには、力を入れないように気をつけましょう。
ラメなどのポイントメイクが残っていると感じたら、コットンのきれいな面を再びまぶたに当て、同じように落とします。
一か所落としたら、コットンには汚れがついています。
汚れた面は二度使わないことを意識して、常に新しいきれいな面を肌につけるようにしてくださいね。
2・つけまつ毛をした時
自分で気軽につけられるつけまつ毛は、仕事や学校のオフの日の気分転換に最適ですね。
しかし、最近は取れにくいものが増えた分、夜になってきれいにはがすことが大変なようです。
はがすときにまぶたを強く引っ張ると、皮膚が傷つき赤くなる場合もあります。
はがすときが痛いから数日つけたまま、という女性もいるようですが、これは絶対にやめましょう。
つけまつ毛の接着剤は皮膚に刺激が強い成分もありますので、一日楽しんだ夜には必ず落とさなくてはいけません。
つけまつ毛は専用のリムーバータイプのクレンジングを使います。
「アイラッシュリムーバー」という名前で販売していますので、つけまつ毛と一緒に購入しておきましょう。
アイラッシュリムーバーを綿棒にしみこませ、まつ毛に沿ってなじませます。
すると数秒で接着剤がゆるみますので、皮膚を引っ張ることなく外すことができます。
その後、目元全体のアイメイクを残さないためにクレンジングと洗顔をします。
クレンジングはオイル配合のメイク落としがしっかりと落とせます。
3・マツエク中のポイントメイク
マツエクはつけると目元がはっきり明るくなり、一度つけると数週間は落ちないので、朝のメイクが楽ですよね。
しかし上手にクレンジングしないと、1〜2週間で取れてしまったという声もあるので注意が必要です。
マツエク中はオイルフリーのクレンジングを選びましょう。
マツエクのグルーは油分に弱く、毎日オイルクレンジングをしていると溶けだしてしまうので、すぐに取れてしまいます。
水性のジェルタイプや、オイルフリーのクリームタイプは油分がないので安心です。
ごしごしこすることもマツエクが取れてしまう原因になるので、優しく洗うことが大切です。
指にクレンジングをつけたら、まぶたの上から下へなでおろすようにして優しくクレンジングをなじませます。
くるくる回して洗うと、目元を指が往復するときにマツエクに引っかかってしまいます。
マツエクの流れに逆らわないことがポイントなので、必ず「一方向になでおろす」ことを意識してください。
指先の感触が軽くなったら汚れが浮いてきた合図なので、マツエクに触らないように洗い流しましょう。
最後にタオルで拭く時にも、こすらないように上から押さえる程度の力加減を守りましょう。
シートタイプのクレンジングやリムーバーを使う時にも、ポイントは同じです。
シートをまぶたに軽く押し当てたら、5〜10秒ほど待ち、上から下へなでおろします。
洗浄力の強いシートタイプなら素早くアイメイクを落とすことができます。
シートタイプもオイルフリーを選びましょう。
4・リップ
おしゃれな女性ほどリップのカラーにこだわりますね。
中にはリップを数色混ぜて重ねることで、発色の変化を楽しむ女性もいるようです。
リップは日中に何回も塗り直すので、しっかりと落とさなくてはいけません。
汚れが残ると、色素沈着の原因になりますので注意が必要です。
リップクリームは食事をした時に落ちにくいよう、油分が豊富に含まれます。
落とす時にはオイルタイプのクレンジングを使いましょう。
あるいはリップ専用のポイントメイクリムーバーで落とすことが大切です。
クレンジングをコットンに含ませたら、5〜10秒唇に当てます。
するっとした感触になれば、コットンを外します。
この時汚れが残りやすいのは唇の縦線です。
乾燥しやすい時期には特に色素が残ってしまいます。
あまりごしごしこすると荒れてしまいますので、部分的に落とすためには綿棒を使いましょう。
クレンジングやポイントメイクリムーバーをしみこませた綿棒で残った汚れだけをふき取ることで、余分な負担をかけることがなくなります。
クレンジングの後は洗顔と保湿を
ポイントメイクをきれいに落とした後には、必ず洗顔料でダブル洗顔をしましょう。
クレンジングはメイクの油分をきれいに落とすことができますが、洗浄力が強いので成分が肌に残ると刺激になってしまいます。
また、クレンジングで落とせる汚れは油性の汚れだけなので、一日過ごして肌についたホコリや古い角質などは落としきれません。
これをクリアするために、洗顔料を使って洗う必要があるのです。
洗顔料は水性の汚れをきれいにする働きがあるので、肌に汚れを残すことなく洗いあげてくれます。
またたくさんのポイントメイクでカラーを乗せた目元や、リップを何回も塗った唇はそれだけで負担がかかっています。
一日のメイクをきれいにオフした後には、たっぷりの化粧水で保湿をして肌の休憩をしましょう。
保湿は水分と美容成分をたっぷりと入れることが大切です。
肌の保湿を担うセラミドなどの成分が配合された化粧水は、特におすすめです。
「今日はしっかりメイクでクレンジングも時間がかかった」
という時には、いつも以上に化粧水をつけて、乾燥を防ぎましょう。
その上でまぶたにはアイクリームをつけたり、唇にはリップクリームをつけて水分を逃がさないように気をつけましょう。
ポイントメイクのクレンジング<まとめ>
メイクの中でもカラーバリエーションが楽しめるポイントメイクですが、きれいに落とさなくては肌への負担になります。
夜に疲れて帰ってくると面倒になってしまいますが、肌荒れやトラブルにならないためにもポイントメイクまできちんと落としましょう。
今回ご紹介したポイントを押さえて、きれいにクレンジングしてくださいね。
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