乳化しないとメイクは落とせない!
クレンジングの際に大切な行程として「乳化」があります。
乳化を疎かにしていると、せっかく良いクレンジングアイテムを使っていてもきちんとその能力を発揮できてない可能性も…。
正しい方法でちゃんと乳化をしましょう。
乳化が足りないと・・・
- メイクが落ちない
- クレンジング剤自体が残る
- 肌に負担がかかる
などの様々なデメリットがあります。
クレンジングの乳化のしくみと正しい乳化のやり方を知って、適切にメイク落としを行いましょう。
こちらでは、クレンジングの乳化についてと正しい方法などを紹介しています。
乳化の重要性
クレンジングの際に大切と言われている乳化ですが、そもそもどういったものなのでしょうか。
乳化とは
相互に交じり合わない性質の液体(油と水)を、よく混ざり合った状態にすることを指す。
エマルション化とも言う。
「水と油の関係」なんて慣用句にもありますよね。
「犬猿の仲」などと同様で、相性の悪い関係、相容れない関係の例えで用いられています。
肉じゃがや豚汁などのお料理に油が沢山浮いているのを思い出すと解りやすいです。
そう、水と油は混ざりあうことは出来ないのです。
でもメイクは「油」、クレンジングの主成分は「水」のものもあるし、すすぐ際も「水」ですすぎます。
え、そしたら、無理じゃん!?
てなりますよね。
そこで必要となってくるのがクレンジングの乳化なのです。
クレンジングには界面活性剤等の「乳化剤」が配合されています。
そして正しいやり方できちんと乳化することにより、水と油(メイク)をなじませ、きれいに洗い流すことが出来るのです。
その乳化の行程を踏まずに、いきなりクレンジングを水で流そうとしても、メイクはきちんと落とせません。
メイクどころか油分であるクレンジング剤さえもお肌に残ってしまう可能性があるのです。
乳化が必要なクレンジングの種類
とは言うものの・・・
メイク落としにはオイルやクリーム、リキッド、バーム等色々ありますが、その全てのクレンジングに乳化が必要な訳ではないんです。
乳化が必要なクレンジングの種類
- クレンジングオイル
- ジェル(油性タイプ)
- ホットクレンジング
- クリームタイプ
- ミルクタイプ
つまり、メイク落とし自体に油分が含まれるものには乳化が必要。
オイルフリーのクレンジングや水クレンジングには油分は含まれていないので乳化の必要はありません。
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クレンジングの乳化のしくみ
もう少しクレンジングの乳化のしくみについて詳しく見ていきましょう。
クレンジング乳化<第1段階> | |
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O/W 型乳化(Oil in Water) |
クレンジング乳化<第2段階> | |
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W/O 型乳化(Water in Oil) |
クレンジング乳化<第3段階> | |
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O/W 型乳化(Oil in Water) |
正しいクレンジングの乳化方法を知らない人は、クレンジングをなじませた後、いきなりバシャバシャと水ですすいでいますが、これではメイクは落ちません。
つまりそれは、上記のクレンジング乳化の第3段階を飛ばしてしまっているやり方なのです。
これでは油分にいきなり水分をたくさん与えて強引に洗い流そうとしている状態なので、すすぐのに時間がかかってしまうし、そもそもちゃんとメイクは落ちません。
ということで、
クレンジングの際には乳化がとても大切なのです。
クレンジングの乳化の方法
では具体的にクレンジングの正しい乳化のやり方を説明していきますね。
1.クレンジングを手のひらに出す
メイク落としの種類にもよりますが、濡れた手OKなのか、乾いた手で行うものなのか、確認しましょう。
濡れた手OKのものでも、なるべく手の水分は拭いてからのクレンジングをおすすめしています。
最初から水分が加わっていると乳化がうまく進まない場合があるからです。
手が冷たい場合は少し温めておきましょう。
クレンジングとメイクがなじみやすく、乳化もスムーズになります。
2.クレンジングをなじませる
次の順でメイク落としをなじませていきましょう。
目元 → Tゾーン → Uゾーン
もし濃いアイメイクをしていてリムーバーを使う場合には、先にコットン等で落としておきましょう。
その次に皮脂分泌の比較的多いTゾーンから、少ないUゾーンへと順にクレンジングをなじませていきます。
その際に人差し指は使わずに、中指と薬指でクルクル伸ばしていくのがおすすめのやり方です。
人差し指だと力が入り過ぎてしまいますが、中指と薬指なら程よい力でお肌に負担をかけません。
そのことからこの2本は「お化粧指」とも言われています。
3.クレンジングを乳化
クレンジングが顔全体にゆきわたり、メイクとなじんだら乳化です。
手のひらにほんの少しぬるま湯をつけ、手に残っているクレンジング剤と混ぜ合わせるようにします。
この時の水の量が肝心なのですがっ・・・
私も適量を見出すまで結構苦労しました。
水が多すぎると乳化する前にクレンジングが流れちゃうし、少なすぎても乳化しない…。
これは慣れとしか言えません。。
少しずつ水を増やして試してみてください。
乳化しやすい水分は思っているより少ない量だと思います。
少しのぬるま湯をつけた手のひらで顔を撫でるように、クレンジングと水をなじませるようにクルクルと指をすべらせます。
お肌全体がうっすら白くなり、指先がフッと軽くなるような感覚があったら乳化がちゃんと出来ている証拠です。
時間は30秒から1分ぐらいが目安でしょうか。
是非、適した水分量を見つけてしっかり乳化をするようにしましょう。
4.クレンジング剤をすすぎます
乳化が終わったら、あとはいつもと同様にすすぎます。
ちゃんと乳化していなかった時と違って、すすぎの際の感触や、クレンジングのぬるつきが落ちやすくなっているのが解ると思います。
すすぎの際も冷たい水ではなくぬるま湯で行いましょう。
「乳化がスムーズなクレンジングオイル」
アテニアスキンクリアクレンズオイル
ウォータープルーフタイプのメイクも落とせるのに、保湿力も高く、毛穴ケア、エイジングケアしながらクレンジングができるということで人気を集めています。
くすみの原因となる「肌ステイン」を落としながらクレンジングしてくれるのもおすすめポイント。
使用感
このクレンジングオイルはメイクに馴染みがよく、毛穴をケアしながらするんとメイクが簡単に浮き上がります。
サラサラしてて、通常のオイルと比べると格段ベタつき感が少ないです。
乳化が超スムーズなせいかすすぎも早くて、香りも控えめ、肌に刺激もなく◎です!
公式サイトから購入すれば2ヶ月分のボトルが1,836円ということなので、1ヶ月あたりは918円。
しかもクレンジングオイルに2週間分のローションがおまけで付いてきます。
発売当初からの安定人気で、メイク落としをしながらエイジングもしたい方におすすめ。
≫ アテニアクレンジング・公式サイトで詳細を確認
≫ アテニアクレンジングの口コミをチェック
乳化がもたらすクレンジングのメリット
上記の手順を見ていると難しく感じてしまった方もいるかもしれませんが、乳化のやり方はコツをつかむと簡単です。
ぜひ習慣にしてみてください。
クレンジングをちゃんと乳化して行えば様々な嬉しいメリットがあるんです!
メイクがスッキリ落ちる
先述の通りで、ちゃんと乳化をしないとメイクもクレンジングもお肌に残ってしまいがち。
乳化を正しいやり方でしっかり行うことによって、クレンジング剤とメイクの双方をしっかり落とすことができます。
時短になる
乳化をするとその分余計にクレンジングに時間がかかってしまいそうですが、すすぎが圧倒的に早くなるので、結局はこちらの方法の方が時短になります。
肌への負担を軽減
メイクを落とすのに擦る回数と、すすぎの際に擦る回数の両方が減らせる、そしてメイクの落とし残しを減らせるので、お肌への負担を軽減させることが出来ます。
クレンジングの乳化について<まとめ>
クレンジングの際に大切な行程の「乳化」のしくみと方法について、おわかりいただけたでしょうか。
私も乳化の重要性を知る前までは、ごしごしやたらと顔を擦って、すすぎも目一杯お水をばしゃばしゃして、それでも残り感が・・・
というモヤモヤを抱きつつ毎日クレンジングしてました。
ちゃんと乳化をできるようになってからは、毛穴の黒ずみもお肌のくすみも気にならなくなりましたよ。
クレンジングの際にもストレスフリーになりました!
メイク落としの際に乳化の手間を挟むだけで、その後のお肌の状態が全然違ってきます!
ぜひ試してみてください。
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