ベビーオイルクレンジング

ベビーオイルでちゃんとメイクが落とせるか

最近、クレンジング剤以外のものでのメイク落としが話題になってます。
ワセリンクレンジング、ホホバオイル、オリーブオイル・・・
そして、ベビーオイルクレンジング!

 

ジョンソンエンドジョンソンのホームページでも、ベビーオイルの使い方の一つとして、クレンジングが提案されています。

 

 

でも、本当にベビーオイルでメイクは落ちるの??
もし使いやすかったら、安くて添加物もほとんど入っていないし、すごく良いじゃないですか!

 

しかし…
もしそんなに良いなら、ベビーオイルクレンジングはとっくの昔にクレンジングのスタンダードに躍り出ているはず・・・

 

でもそれに至ってないということは何か欠点があるのでは?!

 

ちょうど、子供が赤ちゃんの時にベビーマッサージに使った残りのベビーオイルがあったので、(なんと好都合!笑)
早速、クレンジングとして使ってみました!

 

結果は、ズバリ!キレイに落ちました。
だがしかし・・・

 

まずは一番簡単な方法、オイルクレンジングのように洗い流す方法でやってみました。

 

手に100円玉くらいのベビーオイルを取り、ポイントメイクをクルクルとクレンジング開始。
その後、顔全体にベビーオイルをなじませていきます。

 

すると、わりと時間かかることなく、気持ちよくメイクが落ちていきました。
クレンジング成功かっ?!

 

しかし・・・
問題はクレンジング終盤の次の段階でやってきました。

 

馴染んだオイルをお湯で流してみたら、ま〜ったく落ちず
石鹸で一回洗っても、まだクレンジング中のヌルヌルが残りました。

 

結局、身体用の石鹸で2回目の洗顔をして、
やっと落ちるといった具合でした。

 

この結果、異常に肌がつっぱり冬でもないのにカサカサに!

 

これでは、ちょっとクレンジングとして毎日使うには、問題アリです・・・。

 

ベビーオイルでのクレンジングをおすすめしているメーカーによると、
クレンジング後は、洗顔ではなくタオルで拭き取るとありましたので
その方法が良いのかもしれません。

 

ということで、
タオル拭き取りしてみました。
その写真がこちら!

 

 

お目汚しいたしましたが、
ご覧のとおり、タオルでメイク落としできました。

 

しかし、個人的には、タオルで拭き取るだけだとベビーオイルのヌルっと感とメイクの残りカスが気になってしまい、どうしても洗顔をしたくなってしまいます。

 

このメイクまみれのタオルの洗濯がめんどうだし。
ティッシュだと肌に擦れて、良くないし…。

 

う〜ん、残念!

 

しかし、主婦はしつこいのですよ!!
もっと良いクレンジング方法があるかもしれない・・・

 

そもそも・・・
ベビーオイルって何なのでしょうか?
これがわかれば良いメイク落とし方法の手がかりになるかも?

 

ベビーオイルって、何の油?

ベビーオイル・・・赤ちゃん用の油。
名前からだと、とにかく肌に優しいイメージしかないです。
オイルならクレンジングにも使えそうですよね。

 

ベビーオイルの成分をみてみると

 

 

  • ミネラルオイル
  • 酢酸トコフェロール

 

配合成分は、なんと、たったの2つだけ!
こんな成分表示の少ないクレンジング、いや化粧品なんて見たこと無い!

 

酢酸トコフェロールは、酸化安定剤なので配合量は微量です。

 

つまり、ベビーオイル=ミネラルオイルと言えます。

 

ん?
ミネラルオイルって、確か販売されているクレンジング剤の成分表示によく書いてありますが、
これまた、何なんでしょうか。

 

ミネラルオイルとは
ベビーオイルの主成分のミネラルオイルは、またの名を流動パラフィンと言います。
原料は、石油です。
化粧品では、オイルクレンジングや美容オイルなどの基材としても使われます。

では、どんな性質があるのでしょうか。
見てみましょう。

 

ベビーオイルの性質-1 変質のおそれがなく非常に安定性が高い

パラフィンは、石油を蒸留精製する温度の違いで色々と作り分けられます。
皮膚の保護などに使われるワセリンは固形パラフィンと流動パラフィンで構成されていて、化学的に安定していて、安全なことが知られています。
流動パラフィンであるベビーオイルも同様に人体には無害で安全なので、赤ちゃんにも安心して使えますし、クレンジング剤としても安全面は十分です。

 

ベビーオイルの性質-2 皮膚への吸着性が高い

同じ化粧品で使用される油でも油脂として有名なアルガンオイルなどは比較的水に馴染みやすい性質を持っています。
油脂ベースのオイルはお湯や水でも流れます。
一方、ミネラルオイルは油としての性質が強く、そのままだと水になじむことはありません
まさに油の中の油!
クレンジングとしてベビーオイルを使い、お湯で流そうとしましたが、びた一文流れないのも当たり前ですね。

 

ベビーオイルの性質-3 油分の可溶化

ミネラルオイルには油分を抱き込んでしまう、可溶化するという性質があります。
そして、皮膚上でオイルによる可溶化がおこるとどうなるかというと・・・
クレンジングとして使用したベビーオイルと皮脂が混ざり、洗い流す時には抱き込んだ皮脂も一緒に流されてしまいます。

 

 

 

3つ性質を上げてみましたが・・・
ベビーオイルクレンジング後の異常なつっぱり感と乾燥がなんで起こるか、解ってきました。

 

ベビーオイルクレンジングによる極度の乾燥の原因

先述のベビーオイルの性質2、3の「皮膚への吸着性と油の可溶化
これが、ベビーオイルクレンジング後に感じた強い乾燥の原因です。

 

メイク汚れと皮脂を抱き込んだベビーオイルを落とすには、どうしても強力な洗浄剤が必要になりますよね。
それが、クレンジング&洗顔による強烈な脱脂と乾燥に繋がる訳です。

 

肌に負担をかけないベビーオイルクレンジングの方法を探してみよう

それでも、ベビーオイルでクレンジングを続けたいなと
諦めの悪い私とあなたのために!
なるべく肌への負担をかけないような落とし方を試してみました。

 

ベビーオイルクレンジング方法【その1】

タオルで拭き取る+お湯で流す

最初にやってみましたが、やはり、クレンジング後の残り感が気になる。

 

ベビーオイルクレンジング方法【その2】

コットンで拭き取る(3回)

アイメイク部分は3回拭き取らないと完全に落ちませんでした。
拭きすぎてクレンジング終わった後ちょっと痛い。

 

 

ベビーオイルクレンジング方法【その3】

コットンで拭き取る(やさしく2回)+洗顔(弱め洗顔料)

これが一番しっくりくるかも!
クレンジング後の脱脂感がわりと少なかった。

 

ということで、【その3】のクレンジング手順で最後に乾燥対策のスキンケアをすれば、ベビーオイルクレンジング続けられそうです。

 

ただ、ちょっと時間がかかりすぎ、面倒くさいです。
ここまでしてベビーオイルにこだわる必要があるのかどうか・・・

 

こちらはあくまで私個人の感想ですので、他にベビーオイルクレンジングを試した方々の声も集めてみました。

 

ベビーオイルクレンジングの口コミ

実際にメイク落としをしている方はどんな感想を持っているのでしょうか?
クレンジングの方法と、その感想をリサーチしてみました!

 

ベビーオイルクレンジングの口コミ@

『乾燥肌やアレルギーを持ってる方におすすめのオイル』

方法/

ベビーオイルをスプーン一杯ぐらい手にのせて、顔にユックリとつけて、後はコットンやティッシュなどで拭き取るだけです。
肌が弱く、ファンデーションやクレンジングをしただけで顔が赤くなるんです。
クレンジング代わりに現在使っているのがベビーオイルです。

コメント/

ベビーオイルは大人の方でもおすすめの1つの商品だと思います。
ベビーオイルの効果
・顔がヒリヒリすることもなく、刺激も与えない
・洗顔タイプのメイク落としではなく、コットン1つで落とせるので、急いでいる方にも便利
・保湿効果も結構長く続きますので、顔にも優しいオイル
ただ、付けすぎにも注意してください、あまり塗り過ぎると、逆に痒くなってくる事もあります。
<30代・ベビーオイルLOVEさん>

 

 

ベビーオイルクレンジングの口コミA

『ベビーオイルでクレンジング』

方法/

一応オイルなので、水で洗い流す前にティッシュで油をオフして、ダブル洗顔をすることです!
後はふつうのオイルクレンジングと大差ありません。

コメント/

この夏に友人と旅行に出かけたのですが、メイク落としを何も持ってきていないことに気付き!
また旅館からコンビニまで少し遠く、やむを得ずベビーオイルを使う選択をしました。
メイク落ちについては、私のベースメイクがたまたまBBクリームとフェイスパウダー、目元はアイシャドウとアイラインのみだったこともあり、普通に綺麗に落ちました。
フルメイクの状態で試してませんが、薄メイクの方なら落ちると思います。
ベビーオイルはもともと保湿のためにも使えるものなので、普段オイルクレンジングの方はむしろベビーオイルの方がお優しいかも♪
私は普段ミルクタイプを使っているので継続して使いませんでしたが、この1件からクレンジングがなくなったりちょっとしたお泊りの時にベビーオイルを使っています。
一本でヘアケアにもクレンジングにもなるので旅のお供にグッドですよ!
<20歳代・まゆ>

 

ベビーオイルレンジング<検証まとめ>

肌の保護やマッサージにはとってもイイ、ベビーオイル。

 

メイクも落ちるので、クレンジングとして使えますが、クレンジング後に油分が落としにくいという問題点がありました。

 

私もベビーオイルで色々落とし方を試しましたが、やはりダブル洗顔しないと油分の中にメイク汚れが残ってしまい、使いづらかったです。
ベビーオイルで拭っただけで、そのまま寝たらおでこにニキビができた日もありました・・・

 

 

自分にはダブル洗顔なしのベビーオイルのみのクレンジングは無理でした…。

 

しかし、逆を言えば、ダブル洗顔すれば使えるので、拭き取りが億劫でない方にはおすすめです。
ベビーオイルについて色々語りましたが、低刺激についてはとっても優秀なのは間違いないです!
他のクレンジングで成分が合わないなどのピンチな時に活躍してくれそうなので、ベビーオイルは棚に取っておこうと思います。

 

 

 

ベビーオイルみたいな、肌に優しくて低刺激のメイク落としがご希望でしたら「FANCLのマイルドクレンジング」もおすすめですヨ♪
無添加で低刺激で、超敏感肌の私でも大丈夫でした。

 

当サイトではおすすめできる人気のクレンジングも紹介していますので、よかったらメイク落とし選びの参考にしてみてくださいね。

 

おすすめクレンジングランキングはこちら


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