毛穴クレンジング

毛穴の黒ずみの正体と原因

 

クレンジングしても取れない、黒くブツブツとした毛穴の黒ずみ。
特に小鼻のまわり。
無数の黒ずみを見つけたとたん、いや〜な気分になりますよね。

 

 

この毛穴の黒ずみ・・・
色々試しても解消されない!と毛穴トラブルの中でも長年困っている方が多いお悩みです。

 

しつこい毛穴の黒ずみは、実はクレンジングを見直すことで解消される場合が多いです。
毛穴の黒ずみが全然解消されないという場合には、クレンジングの方法が間違っているのかもしれません…。

 

こちらでは、毛穴の黒ずみについて、毛穴の黒ずみを予防&解消するクレンジング方法やおすすめのアイテムなど、詳しく解説していきます!

 

 

そもそも毛穴の黒ずみとは・・・

 

しかし、私達を悩ませるこの毛穴の黒ずみ…
一体何なのでしょうか。

 

この毛穴の黒ずみは大きく分けて「3タイプ」考えられます。

 

毛穴黒ずみの正体@ 

角栓が酸化して黒くなったもの

 

 

毛穴に貯まる角栓は古い角質皮脂が混ざってできています。
その角栓が排出されず留まり、クレンジングで落としきれなかったメイクやホコリなども混ざり、酸化して黒くなった角栓が毛穴の黒ずみとなって目に見えてきます。

 

酸化による毛穴黒ずみの原因
  • クレンジングによる肌の乾燥などでターンオーバーが乱れ、皮脂や角質がうまく排出されず溜まってしまった。
  • 押し出すなどして無理に取ると、次第にサイズアップしていき、どんどん自然排出しづらくなり黒ずみも悪化。

 

毛穴黒ずみの正体A 

メラニン毛穴(色素沈着)

 

 

毛穴の出口にできる小さなシミでグレーや茶色に近い黒ずみに見えます。
シミなので押し出そうとしても、毛穴から角栓は出てきません。
触ってもザラついていません。
クレンジングではこの黒ずみは落とせません。

 

色素沈着による毛穴黒ずみの原因
  • ターンオーバーの乱れによりメラニンの排出が滞り毛穴が黒ずむ。
  • 毛穴に炎症が起こって治る過程で紫外線にあたると黒ずみになる場合も。
  • 無理に角栓を取ったり、クレンジング時のこすりすぎに注意!

 

毛穴黒ずみの正体B 

角栓の中に産毛があり黒く見える

 

 

通常顔の毛穴から生える産毛は角質が剥がれると同時に毛も抜けていきます。
その産毛が毛穴からうまく抜けないでいると、黒ずみに見えます。

 

毛穴から複数生えていたり、太めの毛だとひときわ黒く目立つ黒ずみに!
もちろんクレンジングで毛が抜けるわけもなく、残念ながらクレンジングではこのタイプの黒ずみは消せません。

 

産毛による毛穴黒ずみの原因
  • ターンオーバーが乱れると毛は抜けず、角栓に巻き込まれて黒々とした点に見える。

 

このように毛穴の黒ずみの原因は様々です。

 

 

今まで行ってきたクレンジング方法や、スキンケアの対処法が見当違いだったということも考えられます。

 

まずは、自分の毛穴の黒ずみをよく観察してみましょう。

 

頑張っても黒ずみが取れない?「こんなクレンジングはNG!」

 

クレンジングをはじめ様々な解決方法にチャレンジして、あえなく撃沈してきた毛穴の黒ずみ悩み。
なぜ、毛穴の黒ずみは無くならないのでしょうか?

 

先程紹介したそれぞれの黒ずみについて、クレンジングのやり方、対処法として何が悪かったのか検証してみましょう。

 

角栓による黒ずみ毛穴の場合…

 

NG!クレンジング

 

 

毛穴の黒ずみを取りたいので、洗浄力の強いクレンジングオイルでゴシゴシこすってますけど…。


 

角栓の70%はタンパク質でできています。
タンパク質は油では溶けませんので、クレンジングオイルで擦っても完全にはとれません。肌を乾燥させ、「過剰皮脂」の原因にもなってしまいます。


 

NG!毛穴ケア

 

 

黒ずみというか、角栓になっていて目立つので、ついつい爪で押し出してしまいます。


 

無理な角栓の押出しは黒ずみ対策としては最大のNGです。
角栓が巨大化し、毛穴もサイズアップしてさらに黒ずみを悪化させてしまいます。


 

色素沈着による黒ずみ毛穴の場合…

 

NG!クレンジング

 

 

 

メイク残りは色素沈着の原因になるっていうし、洗浄力は強めのクレンジングの方がいいんですよね…?


 

洗浄力が強すぎるクレンジングはあまりおすすめできません。
肌に必要な皮脂まで奪われてしまうと逆にバリア機能を損ね、乾燥を招き、色素沈着を加速させてしまいます。


 

NG!毛穴ケア

 

 

クレンジングの後に毎日ピーリングしています。


 

ピーリングは古い角質のケアとして有りですが、毎日では肌にダメージを与えてしまいます。
ピーリングの頻度は週に2回程度に抑えましょう。


 

産毛による黒ずみ毛穴の場合…

 

NG!クレンジング

 

 

ピンポイントで黒ずみが目立つところにクレンジングを部分湿布したり、強めに擦ったりしています。


 

産毛はクレンジングで抜けることはありません。
過剰なクレンジングは、肌に負担をかけダメージを与えてしまいます。


 

NG!毛穴ケア

 

 

クレンジング後、毛穴パックで産毛ごととっています。


 

毛穴がスッキリして気持ちがいいかもしれませんが、必要な角質まで根こそぎ剥がしてしまい、肌を痛めます。


毛穴の黒ずみを解消&予防するクレンジングアドバイス

 

同じように見えて、実は性質や原因が異なる毛穴の黒ずみ。
こうしてみると黒ずみ対策ってなかなか大変そうですよね…。

 

でも大丈夫!
黒ずみを根本的に解消する方法は至ってシンプル。

 

「角栓を育てない」ことです。

 

そして角栓を育てないために、毛穴の黒ずみへと悪化させないために、もっとも重要なのが毎日のクレンジングなのです。

 

 

角栓は、本来、健康な肌では細菌などの侵入を防ぐ門番の役割をはたしてくれています。

 

しかし、毛穴の入り口の炎症や、不十分なクレンジングによるメイク残りなどで毛穴がふさがってしまうと、角質が排出されにくくなり、皮脂がたまり、またたく間に大きな角栓に。

 

そこに、気候や強いクレンジングによる肌の乾燥が加わると毛穴はさらに大変なことになります。
これ以上水分の蒸発を防ごうと、こんな悪循環が始まります。

  1. クレンジングなどにより肌が乾燥する
  2. 肌が皮脂を過剰に出し、角質は厚くなっていく
  3. 角質が排出されず角栓はさらに固く大きくなる
  4. 角栓酸化、産毛巻き込み、色素(メラニン)沈着が起こる
  5. 毛穴黒ずみの完成

 

この悪循環の原因は、クレンジングによる乾燥です。

 

クレンジングを上手に使うことで、このような悪循環を食い止められます。
毛穴を黒ずみまで進行させないためには乾燥させないクレンジングを行うこと。

 

ここからは、
お肌を乾燥させない毛穴ケアのためのクレンジングについて、3つのポイントを紹介しますね。

 

クレンジングアドバイス@

 

毛穴の黒ずみを解消すべくクレンジングの見直しの第一歩として、
今、使っているクレンジングの洗浄力を一段階下げてみることをおすすめします。

 

例)

拭き取りクレンジングシート

クレンジングオイル

ミネラルオイル系クレンジングオイル

クレンジングジェル or 油脂系クレンジングオイル

 

突然、洗浄力の極端に弱いクレンジングにすると、愛用のメイク製品との相性が悪くなる場合があります。

 

そんな場合はメイク残りを起こしてしまう恐れがありますので注意が必要ですが、洗浄成分を変えることで肌質改善になるケースが多いので、ぜひ試してみてください。

 

クレンジングアドバイスA

 

洗い流すときに35度程度のぬるま湯で流してください。
クレンジングによる乾燥が防げます。
どうしても洗浄力が強めのクレンジングが好みの方は、ぬるま湯クレンジングだけでも実践することをおすすめします。

 

クレンジングアドバイスB

 

部分別クレンジングがおすすめです。

 

 

落ちにくいアイメイクや口紅は、強いクレンジングを使用し、顔全体は乾燥しにくいクレンジングクリームなどで落とす。

 

毛穴の黒ずみ対策について<まとめ>

 

 

毛穴の黒ずみとクレンジングについて色々と解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

黒ずみの原因にも色々あって、クレンジングのしすぎが黒ずみの原因になっているケースなどは意外だったかもしれません。

 

メイク残りも毛穴詰まり・黒ずみの原因にもなるので、クレンジングのメイク落ちも妥協できません。
ここが乾燥させないクレンジング選びの難しいところなんですよね…。

 

 

このあとは具体的に、毛穴ケアにおすすめのクレンジングをいくつか厳選してご紹介します。

 

毛穴ケアに定評があり、口コミ評価も高い人気のアイテムだけをご紹介していますので、クレンジング選びの参考にしてみてくださいね。

 

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