洗顔料　選び方

洗顔料の選び方｜肌質や悩みに合った選び方と洗顔方法の注意点

洗顔料はどれも同じと思っていますか？
実は洗顔料にはさまざまな種類があり、選び方のコツもあります。

選び方を間違うと肌に大きなダメージを与えてしまうこともあるので注意が必要です。

こちらでは、
肌質にあった洗顔料の選び方から、毛穴の悩みを解決する洗顔料の選び方まで、洗顔料の正しい選び方ついて説明していきます。

洗顔料の表示にある酸性とアルカリ性って何？選び方に関係ある？

洗顔料には大きく分けて「酸性系」と「アルカリ性系」の商品があります。
洗顔料のパッケージによく表示されているものですが、これを選び方のポイントにしている人は少ないのではないでしょうか？
しかし、これは・・・
洗顔料の選び方の重要なポイントです。

人間の皮膚は基本的には弱酸性。
そのため、「お肌に優しい弱酸性」などと言われていますが、弱酸性が必ずしも肌に良いとは限りません。

確かに弱酸性は肌に優しいですが、その分洗浄力はあまり強くありません。
さらに弱酸性の商品は保湿成分が多く含まれているため、油分が顔に残りがち…。

汚れや化粧品に加えて過剰な油分が毛穴に詰まったままになると、炎症や肌荒れの原因になることもあります。

逆に弱アルカリ性は毛穴の汚れは落ちても肌への刺激が強すぎます。
そのため、ある程度の洗浄力があって刺激はあまり強くない「微アルカリ性」がおすすめ。

微アルカリ性程度であれば、人間の肌の恒常性（環境を一定の状態に保とうとする力）で弱酸性に戻るので、毛穴の汚れを落としながらも、肌に刺激を与え続ける心配はありません。

肌質や悩み別の選び方

洗顔料の基本的な役割は毛穴の汚れや化粧品を落とすことですが、肌質や悩みに合ったものを使用することがおすすめ。
肌の状態を向上させ、肌質改善させる役割も期待できます。

乾燥肌や敏感肌の人におすすめな洗顔料の選び方

乾燥肌や敏感肌の人は「フォームタイプ」の洗顔料の使用がおすすめ。チューブにクリーム状の洗顔料が入っていて泡だてて使用するタイプです。

洗顔は肌の油分も一緒に取ってしまうもの。
乾燥肌の人は元々顔に油分が少ないため、ある程度潤いを残すフォームタイプがぴったりなのです。

しかし、
油分が多すぎるものは毛穴づまりの原因になるので要注意。

また、フォームタイプの中でもメントールやスクラブが配合されているものは、肌への刺激が強すぎるのであまりおすすめできません。

脂性肌の人におすすめな洗顔料の選び方

脂性肌の人におすすめなのは、「ジェルタイプ」。
強い洗浄力で毛穴の脂分をすっきり落としてくれます。

泡立ちは少ないので、もちもち泡での洗顔が好みの人には泡感が物足りない場合も…。
しかし、洗い上がりはさっぱりとしていて、とても気持ちが良いのが特徴です。

どんな肌質にもおすすめの洗顔料の選び方

乾燥肌、普通肌、脂性肌など、どんな肌質にもおすすめな洗顔料は「石鹸タイプ」。

基本的にはマイルドな洗浄力で肌に優しいですが、毛穴をすっきりさせることもできるタイプです。

石鹸の種類によってはフォームタイプより洗浄力が高いことも。
無駄な成分が含まれていることが少ないので、肌に刺激を与えず、洗顔後の毛穴に余分な油分が残ってしまうことがありません。
そのため、洗顔後の化粧水や美容液の浸透性を阻害しないのが良いところ。

乾燥肌の人は1回洗い、脂性肌の人は2度洗いをすることで、肌タイプに合った油分調整ができます。
また、敏感肌の人は、泡だてネットなどでしっかり泡だてると肌への刺激が少なくなるのでおすすめですよ。

基本的な洗顔方法とは？

すべての肌タイプや洗顔料のタイプに共通する基本的な洗顔の方法を説明します。

洗顔時の注意点

間違った洗顔方法は肌荒れのもと。
下記のような間違った方法で洗顔していないかチェックしてみましょう。

上記にひとつでも当てはまるようなら、洗顔のたびに肌にダメージを与えてしまっています。
このままその洗顔方法を続けていくと、数年後には正しい洗顔方法を行なっている人との間に「美肌度」の差が出てくる可能性が大です。

まずは、正しい選び方で自分に合った洗顔料を入手しましょう。
そして、上記のポイントに注意しながら正しい洗顔方法で洗顔をすることを、今日から早速始めてみませんか？